紙図面から簡単に面積が拾い出せて、計算根拠を表や色塗りで「見える化」する動画


面積計算其の他操作マニュアル

  1.  CADの弱点は、ルールのない自由曲線で描かれた図、または地図類の作図です。
  2.  上記の弱点を補う最も効果的な方法は、図面を一旦スキャナーで読み込み、その画像を原寸画像にフィットさせ画像を下書きにしてトレースする方法が、最も簡単で効果的な方法です。
  3.  A4サイズ用紙をスキャナーで(300x300)で読込むと概ね1/2以下のサイズで読込まれます。
  4.  それでは、実際に読み込んで見ましょう。
  5.  JW_CAD 用紙 A3 縮尺 1/1 の用紙にスキャナで読込んだ【完成図】を読込表示させてみます。
  6.  A3 1/1 に 314x228.5 の矩形を描きそこに完成図を読込んで完成図の縦横寸法を測定すると 87.73x63.99 約0.28倍の大きさであることが解る。
  7.  【編集】→【画像編集】→【画像フィット】で画像を原寸拡大する。
  8.  元図面の各部分の寸法を事前に測定し各部分に記入しておく。
  9.  元図面を下書きに図枠・文字などを同サイズになるように作成する。
  10.  トレースが上手に出来たらこれを申請書のテンプレートとして登録する。
  11.  以後は、テンプレートを読込んで作図開始することでスピードアップが計れる。
  12.  テンプレートの作成の仕方が、作図効率を向上させるので常にテンプレートを改良していく。
  13.  最初は、各データの確認、チェックを行いテンプレートの完成度を高めることです。
  14.  テンプレートを使った完成品に間違いがあると以後の完成品の信頼性を疑われてしまうので十分な信頼性を得るまで何度も数値のチェックを行う事として下さい。

※CAD操作には同じ目的であっても多数の操作がある場合があります。 なるべく沢山の操作を覚えて、場面に応じた最も最適な方法を選びましょう。

テンプレート作成の心構え

1. 常に改良を心がけることです。
2.同じステップや同じ記号、同じ文字を入力する部分は、テンプレートを改良すれば、時間短縮に繋がります。
3.常に使う文字や記号は、テンプレートのレイヤー別に記入し表示のみにすると間々違いがなく益々使いやすくなります。
4.テンプレートを使っていくと一見同じ図面が増えて行きます。図面整理も重要な手順の一部です。物件ごとにフォルダを作成して下さい。
5.同様な図面が多いときは、図面表示には『リスト表示』を使用し、メモに物件名を記入するほうが整理しやすいと思います。

メモ