『住宅地図をCADデータに変換』-ラスター・ベクター変換
ScanBmpMonkeyⅡは登録不要のフリーソフトです。
- 具体的には、「画像を読み取りCADデーターとして出力します。」
「WinTopo」との違いは、ファイル形式が「bmp」形式のみの事
「ScanBmp MonkeyⅡ」のインストール
全てのファイルを同じフォルダーに解凍して下さい。
DXFHED.TXT (DXFのヘッダーファイル)
readme.txt (このファイル)
ScanBmpM6.exe (実行ファイル)
以上の3ファイルができます。
あとはScanBmpM6.exeを実行して下さい。
インストールが上手に出来ない方は「MovieStart」をクリックしてください
使い方
※このソフトは”黒”の点のみを変換の対象としています。 黒→RGB(0,0,0)です。
●手順
- メニューから[ふぁいる|ひらく]を選択するか画面上の[ふぁい
るをひらく]ボタンを押して下さい。この時使うファイルは、できれば1ビット(白黒)のビットマップファイルをお奨めします。 ファイルを開くと同時にデータに変換するため多少時間がかります。
- 倍率を計算します。
倍率を自分で決める場合は倍率の所に数値を入れて下さい。図面の縮尺を合わせる場合は[けいさん]のボタンを押して計算させて下さい。数値を入力してOKボタンを押せば自動的に倍率欄に数値が入ります。このときスキャナで読みとった図面の縮尺と読み取った解像度(dpi)が必要になります。特に解像度は忘れやすいのでメモしておくとよいと思います。
- メニューから[ふぁいる|ほぞん]を選択するか画面上の[でーたのほぞん]ボタンを押して下さい。保存形式は txt jwc dxf の3種類です。ファイル名を入力して保存すれば完了です。
- あとはJW_cad等でファイルを開いて確認して下さい。
変換に使用するファイルについて
- 種類について形式はWINDOWS標準のビットマップファイル(BMP)のみです。圧縮されているBMPは使用できません。変換に使用するBMPファイルは白黒の物のみが使用できます。スキャナーで読みとるときに白黒、又はモノクロ(2値)等で読みとって下さい。
- ファイルの作り方に付いて※スキャナで読みとる解像度は180dpi~200dpiぐらいでいいと思います。
グレイスケールで読み込む。(スキャナ)
↓
コントラストを上げる。(グラフィックソフト)
↓
2階調50%分けで白黒画像に変換する。(グラフィックソフト)
この方法が結構きれいにでます。一部のソフトでは正しくファイルが保存されずScanBmpで開いた場合にエラーがでる場合があります。この場合Windows標準のペイントを使って上書き保存して下さい。たいていの場合はこれで解決出来ます。
●変換されたデータについて
データは線の巾の中心を取るように変換されますがボーナスの額によっては線の巾がそのまま出るようにも変換できます。変換されるデータ量はボーナスの額によってかわります。多くすればデータ量が減り、(変換時間は長くなります)小さくすれば増えます。(変換時間は短くなります)たぶんこの説明だと分からないと思いますのでボーナスの額をいろいろ変えたものをCAD上で重ねてみると分かると思います。
使い方が解からない方は「MovieStart」クリックしてください