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主要コマンド15


 Rectangle((長方形)
長方形のフェイス(面)を書く


長方形のフェイス(面)を書く各ツール。xyz平面のほか、フェイスがあれば、そのフェイス上にも長方形を書ける。書き方は始点でクリックし、対角をなす終点でクリックする。マウスで概略を書いた後、キーボードからエッジ(辺)の長さを(x、y)の形でカンマで区切って入力することで、正確な寸法で作図できる。


長方形のフェイス(面)を書く各ツール


フェイス上の作図する場合は、カーソルが青色で [On Face] と表示された状態になり、確実に面の上をとらえていることを確認する必要がある。
フェイス上の作図

Cirecle(円)
円を書く


円形のフェイスを書く。エッジは線分によって近似された擬似円弧である。書き方は1点目のクリックで円の中心を、2点目で半径を指示する。マウスで大まかに図形を書いた後、半径値を入力することで、正確な寸法で、正確な寸法で作図できる。

1点目のクリックで円の中心を、2点目で半径を指示する。


フェイス上に円形を書ける点も[Rectangle]ツールと同様。書いた円のエッジを[Select]ツールで選択して右クリックメニューから[Entity info]を選択すれば、半径や分割数を変更できる。

円のエッジを[Select]ツールで選択して右クリックメニューから[Entity info]を選択すれば、半径や分割数を変更できる。

Line(線分)
線分(辺/エッジ)を書く

文字どおり、線分(辺/エッジ)を書くツールであるが、GoogleSketchUp上ではむしろフェイスを分割するツールとしての役割が大きい。
例えば、長方形の任意の2つのエッジ上の間にエッジを書くと、長方形は2つの図形に分割できる。 この分割線を[Eraser]ツールで消すと、図形は再び1つの図形に戻る。
長方形の任意の2つのエッジ上の間にエッジを書く

同一面上にあるエッジにフェイスが張られていない場合には、[Line]ツールでいずれかのエッジをトレースすることでフェイスを張ることもできる。
Line]ツールでいずれかのエッジをトレースすることでフェイスを張ることもできる。


Arc(円弧)
Arc(円弧)を書く

円弧状の線(エッジ)を書くツール。
最初に円弧が通過する両端の2点をクリックで指定して、3点目に円弧のふくらみを指示する。
円弧は[Line]ツールと同様に、面を分割する性質がある。
円弧が通過する両端の2点をクリックで指定して、3点目に円弧のふくらみを指示する。

また[Circle]ツールで書いた円と同様に、エッジを選択時、右クリックで表示されるメニューから[Entity info]を選択すれば、半径や分割数を変更できる。
エッジを選択時、右クリックで表示されるメニューから[Entity info]を選択すれば、半径や分割数を変更できる


Select(セレクト)
Select(セレクト)


フェイスやエッジの選択に使うツール。クリックすれば図を選択できる。[Ctrl]キーを押しながらクリックすると複数個の図形を選択でき、[Shift]キーを押しながらクリックすると複数個の選択および除外ができる。




また、左側からドラッグして選択すると、ボックスに完全に囲まれた図形だけが選択される。逆に右側からドラッグして選択すると、重なった図形がすべて選択される。


Push/Pull(プッシュ/プル)
Push/Pull(プッシュ/プル)


フェイスを法線の方向に押したり引っ張ったり(Push/Pul)することで、フェイスから3次元の立体を作ったり、立体を変形するツール。マウスで操作した後、キーボードから数値を指定することで正確な作図ができる。1つの面の操作しかできないことや、フェイスを引っ張る方向は必ず法線方向となる。
xy平面に書いた長方形のフェイスを引っ張り立体にする。


Push/Pulける際に[ctrl]キーを押しながら操作すると、元のフェイ
スを残して、新たに複製しながら作図することができる。
[ctrl]キーを押しながら操作すると、複製できる。


Move/Copy(移動/コピー)
Move/Copy(移動/コピー)


エッジやフェイスの移動、もしくはコピーするためのツール。単一の図形の操作であれば頂点(Endpoint)を選ぶこともできる。図形を選択するときに[Ctrl]キーを押しながら実行すると、カーソルに[+]マークが現れてコピーが可能になる。図形が他図形に幾何学的に拘束されるため、移動できない場合があるが、[Alt]キーを押しながら実行すると、拘束する図形が台形や三角形に分解され、移動できる(自動フォールデインク機能)。
エッジやフェイスの移動、もしくはコピーするためのツール



図形を選択するときに[Ctrl]キーを押しながら実行すると、カーソルに[+]マークが現れてコピーが可能になる。図形が他図形に幾何学的に拘束されるため、移動できない場合があるが、[Alt]キーを押しながら実行すると、拘束する図形が台形や三角形に分解され、移動できる(自動フォールデインク機能)。
[Alt]キーを押しながら実行すると、拘束する図形が台形や三角形に分解され、移動できる(自動フォールデインク機能)。


Rotate(回転)
Rotate(回転)


図形の回転移動とコピーを行うツール。[Select]ツールで図形を選択後、[Rotate]ツールを選ぶ。まず回転の中心点をクリックすると、分度器が表示される。このとき分度器は固定される面の方向により、3つの基準面である青、赤、緑とそのほかの面を意味する黒に色が変わる。2回目のクリックで回転の基準を、3回目のクリックで回転角度を決定すると、図形が回転する。[ctrl]キーとの併用でコピーできるのは、[Move/Copy]ツールと同様である。


Select]ツールで図形を選択後、[Rotate]ツールを選ぶ。まず回転の中心点をクリックすると、分度器が表示される。



2回目のクリックで回転の基準を、3回目のクリックで回転角度を決定すると、図形が回転する。[ctrl]キーとの併用でコピーできるのは、[Move/Copy]ツールと同様である。
2回目のクリックで回転の基準を、3回目のクリックで回転角度を決定すると、図形が回転する。


Offset(オフセット)
Offset(オフセット)


面の外周を形作るエッジから、オフセットしたエッジを派生させるツール。[Offset]ツールを選択後、オフセットさせる図形のエッジをクリックして、オフセットする位置で再度、クリックする。オフセット量は、マウスで大まかに指示した後、数値入力しても設定可能である。直線の場合は、閉じた図形でないと作動しないが、円弧やフリーハンド緑では、閉じていなくてもオフセットラインが発生する。


[Offset]ツールを選択後、オフセットさせる図形のエッジをクリックして、オフセットする位置で再度、クリックする。


オフセット量は、マウスで大まかに指示した後、数値入力しても設定可能である。直線の場合は、閉じた図形でないと作動しないが、円弧やフリーハンド緑では、閉じていなくてもオフセットラインが発生する。
円弧やフリーハンド緑では、閉じていなくてもオフセットラインが発生する。


PaintBucket(ペイント)
PaintBucket(ペイント)



図形に色やテクスチャを指定する。実行すると、[MateriaLs]ダイア
ログボックスが現れ、色/テクスチャを選択できる。選択後、モデルをクリックすると、色/テクスチャが適用される。[Library]タブには備え付けの色/テクスチャが、

図形に色やテクスチャを指定する。




[InModel]タブには現在のモデルに割り当てられている色/テクスチャが表示される。さらに色/テクスチャをダブルクリックすると、色合いや透明度の調整、さらにテクスチャとして画像ファイルを指定できる。
[InModel]タブには現在のモデルに割り当てられている色/テクスチャが表示される。さらに色/テクスチャをダブルクリックすると、色合いや透明度の調整、さらにテクスチャとして画像ファイルを指定できる。


Tape Measeure(メジャー)
Tape Measeure(メジャー)


[TapeMeasure]ツTルは、長さを測るためのツール。クリックし2点間の距離を測れる。


[TapeMeasure]ツTルは、長さを測るためのツール


Eraser(消しゴム)
Eraser(消しゴム)


[Eraser]ツールは、図形を消す。消しゴムをこするようにドラッグすると、複数図形をまとめて消去できる。[Ctrl]キーを押しながら、エッジに対して実行すると、その線分をスムージングする。


Make Component(コンポーネント)
Make Component(コンポーネント)


触れ合ったり重なり合ったりする図形は、互いにくっつき1つの図形になろうとする。これを回避して別の図形として扱うためには、図形をコンポーネント化する。操作は、図形を選択した状態で、MakeComponent]を実行。[createcomponent]ダイアログボックスが表示されるので、名前を入力して[Create]をクリック。
[MakeComponent]を実行


ポーネントを編集するには、ダブルクリックして編集モードに入る。分解するには、右クリックメニューから[Exp10de]を選択する。
。分解するには、右クリックメニューから[Exp10de]を選択する。


Intersect with Model (交差)
Intersect with Model (交差)


ln短信∝丑W仙Modeりは、3次元の図形が交差する稜線を書き出す機能。アイコンボタンはなく、[Edit]メニューに用意されている。交差している立体の片方もしくは両方を選択し、実行すれば、交差した稜線を書き出し、稜線で図形は分割される。不要な形状を消去すれば、仮に図形が分解しないで稜線だけ必要な場合は、図形を先にコンポーネント化してからこのツールを使えばよい。







Edit]メニューに用意されている。交差している立体の片方もしくは両方を選択し、実行すれば、交差した稜線を書き出し、稜線で図形は分割される
いわゆるプーリアン演算ツールとしても使える。


Follow Me(フォローミー)
Follow Me(フォローミー)


回転体を作成するレイズ、およびくり型やパイプ椅子を作成する際に、フェイスをエッジに沿って押し出すためのツール。レイズツールとしては、最初に回転のための軌跡を選択し、次にToo[]メニューの[Fol10WMe]を実行する。最後に回転させる面を選ぶ。くり型の場合は、くり型を押し出すエッジを最初に選択し、次に[Tool]メニューの[FoLlowMe]を実行する。引き続いてくり型となるフェイスを選ぶと、簡単にくり型を書くことができる。