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海上警備について理解できるよう、2001年12月に発見された北朝鮮工作船および回収物の保存・公開と、海上保安庁の業務などを紹介。展示の性格から「楽しむ」施設ではないが、実際の事件と現実を実感するよい機会なので、一度は訪れよう。赤レンガパークに隣接しているので便利だ。
公式サイト:http://www.kaiho.mlit.go.jp/
住所:〒231-0001 横浜市中区新港1-2-1(赤レンガパーク隣)
主な最寄駅:みなとみらい線馬車道駅または日本大通り駅から徒歩約8分
TEL:045-662-1185(海上保安資料館横浜館)
駐車場:なし(赤レンガパーク有料駐車場などを利用)
料金:見学無料
営業時間:10:00~17:00(閉館30分前に受付終了)
定休日: 毎週月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日から1月3日)


ポイント(1)

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「安全の現実」 多くの人に、日本周辺海域の現状と海上警備の重要性などを理解してもらうため、2004年12月に開館した海上保安に関する資料館。展示内容は、2001年に発生した北朝鮮工作船事件関連の船体・回収物などが占めており、日本の安全を脅かす現実を、その目で実感することができる





ポイント(2)

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「北朝鮮工作船事件」 北朝鮮工作船事件とは2001年12月22日に、九州南西海域で発生した不審船事件。海上保安庁巡視船による度重なる停船命令を無視したため、巡視船が威嚇のための船体射撃などをおこなったところ、同船は巡視船に対し自動小銃・ロケットランチャーによる攻撃を開始した。





ポイント(3)
「1,032点の証拠物」 巡視船による正当防衛射撃を実施後、同船は自爆用爆発物によるものと思われる爆発を起こし沈没。その後水深90メートルの海底から引き上げた工作船や、 1,032点におよぶ証拠物を回収。捜査の過程で、同船が北朝鮮の工作船で薬物の密輸入の関与していたことが明らかになった。


ポイント(4)

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「工作船見学」 館内中央に、とても大きな工作船が保存・展示されている。船内には入れないが、甲板と同じ高さからも見ることができ、工作船独特の構造や弾痕跡などを間近で見られる。船内に格納されていた、イカ釣り漁船に偽装された小型船や、14.5ミリ対空機関銃、自爆用スイッチなども展示。





ポイント(5)

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「高速仕様」 工作船は、ロシア製高速ディーゼルエンジン4基を搭載。連続最大出力で1100馬力×4=約4,400馬力を発生。これは一般的な漁船の約10倍で、高速走行に適したV字型の船型や特殊構造の推進器から、この船が特殊な任務・用途のために作られたものであることがわかります





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